晩酌にワインのススメ【ソムリエが提案するペアリングメニュー!】
晩酌にワインのススメ【ソムリエが提案するペアリングメニュー!】

晩酌にワインのススメ【ソムリエが提案するペアリングメニュー!】


晩酌にワインはいかがでしょうか?

私は普段はほとんどがビールなのですが週末の晩酌には必ずと言って良いほどワインを楽しんでいます♪

 

 

そして、ワインに合わせてペアリングできる簡単な料理をよく作っています!

ペアリングメニューと聞いて、ピンと来ない方のために簡単にご説明すると

 

【ペアリング】=【ワインと料理の組み合わせ】です。

「マリアージュ」とも言いますね!

 

 

 

 

 

 

更に、あまり難しくならないように、私は以下のルールを設けています!

【自分ルール】

  1. 食べたいものを食べる「柔軟に考える」
  2. 自分の好きなように合わせる「自分ルールペアリング」
  3. 手間をあまりかけない「放置系料理」
  4. ワンプレートにまとめる「気軽に食べたい」

 

そこで、今回は私が晩酌時によく作る、おススメのペアリング逸品メニューをご紹介いたします!

 

👉晩酌時に揃えるアイテムに関してはコチラの記事で御説明しているので、ご参照ください

 

 

 

 

【目次】

1, 豚塊肉の白ワイン煮込み レシピ有ります!

2, 牛肩ロースのバターガーリックソース レシピ有ります!

3, 旬の野菜 緑系の野菜だったらコレ!

4, 鶏肉や豚肉料理に合わせる!

5, 肉料理濃厚ソース系に合わせる!

6、 魚介や刺身には?

 

 

 

 

  1, 白ワインに超絶合う!【豚塊肉の白ワイン煮込み】

材料・・・数量仕込み
  • 豚肩ロースブロックもしくは豚もも肉ブロック・・・200~300g〔そのまま〕
  • 玉ねぎ・・・1個〔2mmくらいのスライス〕
  • 里芋orジャガイモ・・・2~3個〔皮をむいて大きめカットか丸ごと〕
  • サラダ油・・・大さじ1
  • (A) ベイリーブス(月桂樹の葉)・・・2枚〔香り出し👉直火で焦げないようにあぶる・2~3往復日の上をなでるように〕 
  • (A) 白ワイン・・・150cc 
  • (A) ・・・大さじ1(約15g) 
  • (A) コンソメ・・・キューブ状のもの1個  
  • (A) ・・・1500~2000cc(材料がかぶるくらい) 
  • マスタード・・・適量〔最後に好みでつけて食べる用です)

  1. フライパンを熱し、サラダ油を入れ豚塊肉の表面を焼き付ける
  2. 鍋に1の豚肉と里芋(ジャガイモ)を入れA)の材料をすべて入れ蓋をして沸くまで強火にかける
  3. 沸いたら中火にして20分放置
  4. 20分経ったら弱火にして更に20分放置
  5. 水分が豚肉が半分隠れるくらいの量になったら火を止める
  6. 蓋をしたまま冷ます
  7. 食べる直前に火にかける
  8. お好みでマスタードを添えて食べる

このメニューは、主に【白ワイン】に合わせます!

シャルドネリースリングソーヴィニョン・ブランやイタリアの白など、結構どんな白ワインにも対応できると思います!

じっくりと、煮込んでいるのでナイフで簡単にカット出来て、且つ適度な歯ごたえも残ります!

マスタードを付けたらまた別物になります!

(※柔らかくしたい方は、弱火の時間を倍にしてみてください。水分量を気にしながら)

 

 

 

 

 

 

 

2, 赤ワインはこれで決まり!牛肩ロースのバターガーリックソース】

材料・・・数量仕込み
  • 牛肩ロースブロック・・・200~300g〔そのまま〕
  • 小さいジャガイモ・・・2~3個〔大きめカットか丸ごと〕
  • サラダ油・・・大さじ1
  • ・・・小さじ1/2 
  • 胡椒・・・小さじ1/2
  • バター・・・大さじ1〔炒める用〕 
  • バター・・・大さじ1〔ソース用〕
  • (A) 濃口醬油・・・大さじ3 
  • (A) ハチミツ・・・大さじ3
  • (A) ニンニク・・・2片分〔すりおろす〕
  • (A) 砂糖・・・小さじ1

  1. フライパンを熱し、サラダ油を入れ牛肩ロースの表面を焼き付ける
  2. 前面を焼いたら弱火にして蓋をして5分30秒蒸し焼き
  3. 時間が経過したら、フライパンから牛肩ロースを取り出しアルミホイルで包みしばらく放置
  4. ジャガイモは洗って芽を取り除き、一口大にカットし水を張った耐熱容器かお皿で密閉して600wで6分かける
  5. 爪楊枝を指してスッと通ったら水を切り密閉しなおしておく
  6. フライパンにバターをいれ熱して解けたら先ほどのジャガイモを入れて香ばしく焼き色を付ける
  7. ジャガイモを取り出し、(A)の調味料を加え火にかける
  8. 先ほどの牛肩ロースをアルミから出して一口大にカット
  9. 7の調味料がひと煮立ちしたら、カットした牛肩ロースとジャガイモを加え更にバターも加えよく和える
  10. お皿に盛りつける

このメニューは、主に【赤ワイン】に合わせます!

ピノ・ノワールからカベルネ・ソーヴィニョンまで、赤ワインだったら選ばずどんなものにも合うと思います!

(かなり繊細なピノ・ノワールの場合は少し味が濃いかも・・・)

アルミホイルに包んで放置することで肉汁が全体にまわり、ミディアムレアに仕上がります!

カットして最後にソースと絡めることで、食べやすく仕上がります!

(※ソースはかけるだけでもOKです!)

 

 

 

 

 

 

 

3, 旬の野菜(緑系の野菜)に合わせる!

旬を迎えた野菜、おいしいですよね!

 

写真はそら豆ですが、旬の野菜は塩ゆでするだけで十分!

軽いので、晩酌のお供にも最適です♪

 

では、そんなおいしい野菜をワインと合わせる場合はどうするか?

 

 

 

 

基本的には

スパークリングワイン

軽めの白ワイン樽熟成していないもの)

が良いと思います!

(理由としては、赤ワインや樽香のある白だとどうしても野菜の青臭さが際立ってしまうためです)

 

 

 

 

特に白ワインならソーヴィニョン・ブランは緑の印象が強いワインなので、合わせやすいと思います!

更に、ドイツの少しだけ甘口(爽やかな甘さ)のリースリングなんかも良いと思います!

スパークリングワインは万能なので、どんな野菜でも安心して合わせられると思います。

 

そして、先ほどは少し否定的だった赤ワインも種類によっては抜群に合うものに出会えるかも知れないので

チャレンジしてみるのも面白いかもしれませんね♪

 

 

 

 

 

 

 

 

4,鶏肉や豚肉料理で塩味系に合わせる!

比較的重めな白ワインや泡が良いと思います!(軽くてもOK!十分合わせられます)

 

では、どんな料理がこれに属するか

  • 焼き鳥
  • 塩から揚げ
  • タン塩
  • ローストチキン
  • ローストポーク

など、こんな系統の肉料理になります!

 

さて、ペアリングの話に戻りますが

具体的には

【カリフォルニアのシャルドネ

【果実味のあるリースリング

などが良いと思います!

 

 

 

他にも

アルザス系の白ワイン

ニューワールドの果実味のある白ワイン

なんかもおススメです!

白ワインの酸が鶏肉や豚肉の油と相性抜群です!

 

 

 

 

 

 

更にスパークリングワインなら

フランスのクレマン

スペインのカヴァ

南アフリカのキャップクラシック

(全てコスパの高い瓶内二次発酵のスパークリングワイン)

なんかがオススメです!

 

 

5, 肉料理に濃厚系ソースなら

 

重めな赤で間違いないと思います!

 

写真はトンテキですが、他にも

  • ローストビーフ
  • 牛肉料理
  • ハンバーグデミグラスソース
  • 照り焼きチキン
  • ステーキ系ガーリックソース
  • スペアリブ
  • カルビたれ焼き・・・etc

いくらでもありますね!

牛肉だったら、肉汁が
鶏肉や豚肉だったら、赤系ソースと
重めの赤ワインが相性抜群です!

 

 

 

 

 

 

白ワインや泡でも、合わせられないこともありませんが

やはり、料理のインパクトにワインの味や風味が負けてしまうので

純粋にペアリングする場合はあまりオススメできません。

 

でも、自由です!

いろいろと試してみてくださいね♪

私もいろいろと合わせています!

 



 

 

6, 魚介や刺身には?

 

魚介類は本当にワインを選びます。

特に貝類は赤ワインや樽香のあるワインと合わせると生臭さが際立ってしまいます!

 

 

 

 

 

 

なので、

軽めの白ワイン

ミネラル感の強いイタリアの白ワイン

がオススメです!

特にイタリアの白は魚介に強いです!

 

では、お刺身はどうか・・・

白身であれば、上の条件に当てはまります。(刺身なら日本酒が最強ではありますが・・・(^-^;))

 

では、赤身はどうか・・・?

 

写真はショウガを付けたカツオです。

もちろん、なかなか合わせるのが難しい料理ではあるんですが・・・

 

 

私がチャレンジしてほしいワインは

イタリアの赤!

【ネッビオーロ】

【サンジョヴェーゼ】

です!(お醤油で食べることが前提です)

 

全てのネッビオーロやサンジョヴェーゼが該当するわけではありませんが

イタリアの赤独特なタンニンとうまみのある酸が

お醤油との相性が非常に良く感じます

そして、調和して生臭さを感じることなくペアリングを可能にする事があります!

(あくまで私個人の意見です)

 

私も、チャレンジしましたが、

結果は2勝2敗

 

しかし、見事ペアリングが成功した時はテンションが上がりました!

でも、これが晩酌ワインの醍醐味ではないかと思います!

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?

 

ペアリングの基本を理解しつつ

自身で自由にいろんな組み合わせを楽しんでみてください!

 

そして

お気に入りのグラス

自分だけのソムリエナイフ

も揃えて、楽しい晩酌にしましょう!

 

 

週末の晩酌はワインで決まりですね♪

 

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