【違いが分かる!】シャンパンとは?スパークリングワインとは? ソムリエが教える通なポイント♪
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【違いが分かる!】シャンパンとは?スパークリングワインとは? ソムリエが教える通なポイント♪


もしかして・・・「シャンパンください?」と、言っていませんか?

本当にシャンパンを飲むのであれば問題ないのですが・・・

 

ただ、発泡性のワインを飲みたくて言われていたなら

今後はオーダーの仕方を変えてみてください!

 

例えば・・・

「スパークリングワインをください」
「泡ありますか?」

・・・と

 

 

 

 

 

 

そのほうが、よりオーダーがスムーズに通るはずです!

 

・・・なぜ「シャンパンありますか?」ではダメなのか・・・?

ダメではないのですが・・・

 

そう・・・

その理由はシャンパンの定義にあります!

 

 

では・・・

シャンパンとは何でしょうか?

 

 

・・・と言う事で

今回はシャンパンとスパークリングワインについてご説明いたします!

 

 

 

 

 

目次

1,  シャンパンと呼んでよいものとは?

2, スパークリングワインについて

3,  あなたの食卓を彩る泡選びのポイント!

 

 

 

 

 

 

1, シャンパンと呼んでよいものとは?

簡潔に言うと・・・

 

【シャンパンとは】

  1. シャンパーニュ地方で
  2. 特定のブドウ品種を使用し
  3. シャンパーニュ方式を用いて
  4. 更にその他の要素を持つ

スパークリングワインの事です。

 

 

 

 

 

 

 

1,シャンパーニュ地方をざっくりと
  • フランス最北部のワイン生産地
  • パリから北東に140Kmの位置にある
  • ランスとエベルネを中心に「ヴァレ・ド・ラ・マルヌ」「モンターニュ・ド・ランス」「コート・デ・ブラン」「コート・セザンヌ」「コート・デ・バール」地区で構成されている(主要な地区は前者3地区になります)
  • 大陸性気候の影響と大西洋の影響を受ける地区
  • 降雨量は少なめです。(ワイン造りに最適な環境だと言う事です!)

 

2,特定のブドウ品種とは?

  • 7種類が使用可能で主要品種は太字の3品種です!
  • ピノ・ノワール【黒ブドウ】
  • ムニエ【黒ブドウ】
  • シャルドネ【白ブドウ】
  • アルバンヌ【白ブドウ】
  • プティ・メリエ【白ブドウ】
  • ピノ・ブラン【白ブドウ】
  • ピノ・グリ【白ブドウ】

 

シャルドネだけで造られるものが

【ブラン・ド・ブラン】

 

黒ブドウのみで造られるものが

【ブラン・ド・ノワール】

と呼ばれています!

 

 

3,シャンパーニュ方式の工程
  • Vendenge ブドウ収穫
  • Epulchage 選果・・・ブドウ選別
  • Pressurage 圧搾
  • Debourbage 清澄・・・不純物の除去
  • Fermentation Alcoolique アルコール発酵(一次発酵)
  • Fermentation Malolaquetic マロラクティック発酵(乳酸発酵)
  • Assamblage  アッサンブラージュ(調合)
  • Tirage 瓶詰め・補糖(リキュール添加)
  • Deuxieme Fermentation 瓶内二次発酵 ここで炭酸ガスが発生!
  • Sejour en Cave 瓶熟成
  • Remuage 動瓶
  • Degorgement 澱引き
  • Dosage 捕酒(リキュール添加)
  • Bouchage 打栓
  • Habbiage ラベル貼り

人の手によって非常に手間暇かけて造られているんです!

 

4,そのほかの要素
  • ラベルに必ず【Champaqne】(シャンパーニュ)と表記することが義務付けられている
  • STANDARD(ノンヴィンテージ)またはノン・ミレジメと呼ばれ NVと表示され、複数の収穫年ワインがブレンドされているもの
  • VINTAGE(ヴィンテージ)またはミレジメと呼ばれ ラベルに書かれた収穫年のブドウ100%で造られているもので最低でも3年間の瓶内熟成が必須となっている
  • PRESTIGE(プレスティージュ) トップキュヴェで、優良な年の最高区画のブドウのみで造られ、5年以上の熟成を経てリリースされる

 

いかがでしょうか?

【シャンパン】と呼ばれるためには

これだけの条件をクリアする必要があるんです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2, スパークリングワインについて

スパークリングワインと一言に言ってもその種類は複数あるんです!

 

 

では、スパークリングワインについてご説明いたします!

 

製法

トラディショナル方式(瓶内二次発酵、シャンパーニュ方式)

スティルワイン(通常ワイン)を瓶に詰めリキュールで補糖し酵母を加え 二次発酵により炭酸ガスを発生させる

シャルマ方式

大きなタンクでまとめて二次発酵を行う

リュラル方式(田舎方式)

一次発酵の際に糖分を残しておき、発酵途中のワインを瓶詰めして炭酸ガスを発生させる

炭酸ガス注入方式

スティルワインに炭酸ガスを注入する方法 コストを抑えたスパークリングワイン

 

 

ガス圧

ガス圧3気圧以上 通常の発泡性ワイン

 

ガス圧1~2.5気圧 弱発泡性ワイン

 

ガス圧0.5~1気圧 微発泡性ワイン

 

スパークリングワイン各国での名称とその種類!

【フランス 】 ヴァン・ムスー

シャンパンクレマン、ペティヤン)

 

【イタリア】スプマンテ

プロセッコフランチャコルタランブルスコ、フリッツァンテ、アスティ)

【スペイン】 エスプーモ

(チャコリ、カヴァ、ヴィノデアグハ)

 

【ドイツ】 シャウブヴァイン

ゼクト、パールヴァイン、ドイチャーゼクト)

 

ちなみに・・・

クレマンはシャンパーニュと同じ製法ですが、地域と品種の違いで呼び名に違いがあります
Cremant de ~ でラベル表示されている
クレマンの種類は下記全8種類が認められている
アルザス地方【クレマン・ダルザス】
ロワール地方【クレマン・ド・ロワール】
ブルゴーニュ地方【クレマン・ド・ブルゴーニュ】
ボルドー地方【クレマン・ド・ボルドー】
ジュラ地方【クレマン・デュ・ジュラ】
ローヌ地方【クレマン・ド・ディー】
ラングドック地方【クレマン・ド・リムー】
サヴォワ地区【クレマン・ド・サヴォワ】
イタリアのシャンパーニュと言えば【フランチャコルタ】で、高級品です!
プロセッコはイタリア ヴェネト州でシャルマ方式により造られる白のスパークリングワインで品種はグレラ種が主
スペインのカヴァはシャンパーニュに匹敵するほどの造りですが、非常にコスパが高いです!

 

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

一言にスパークリングワインと言っても様々な種類がある事がお判りいただけたかと思います!

 

3, あなたの食卓を彩る泡選びのポイント!

私は、たまにしかシャンパーニュを購入しません

 

間違いなく・・・

絶対的に・・・

美味しいんですけどね・・・

 

至高の飲み物!と言っても過言ではないくらいに・・・

 

・・・でも

なぜ、たまにしか購入しないか・・・

 

 

答えは簡単です。

 

高価なんです・・・

高級品なんです、私からしたら・・・

 

だから、正確には「購入しない」のではなく「購入できない」の間違いですね

 

でも飲みたくなりますよね?

至高の飲み物だし・・・

 

どうするか・・・

 

 

 

 

 

私は

【クレマン】を探します!

 

と、言う事で!

最後にオススメのクレマンをご紹介させていただきます♪

 

 

 

 

 

 

 

 

クレマンの中でも

【クレマン・ド・ブルゴーニュ】

が特におすすめ!

 

理由は

使用している主要品種がシャンパーニュとほぼ同じだからなんです!

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで!

今回ご紹介するワインはコチラ↓

ルー・デュモン・クレマン・ド・ブルゴーニュ・ブリュット


ふくよかでコクとボディを持つ味わいは、そこらのシャンパーニュ顔負け!!
【時価50万ワインを産んだ伝説の神様が絶賛した極上スパーク!!】

ふくよかなピノ・ノワールが芳醇な香りにコクとボディをもたらし、シャルドネにより切れ味、更にアリゴテとガメイが爽やかさをもたらす、複雑な味わい!

日本人醸造家がブルゴーニュで造る、コスパ抜群のクレマン!

 

数に限りがある為、早い者勝ちです!

 

基本的に、クレマンであれば2,000円台で購入できるものが多いです!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

今回は、シャンパンとスパークリングワインの違いについて

お話しさせていただきました!

 

更に、スパークリングワインの種類についてご説明しましたが

好みのものは見つかりましたか?

 

主に夏場に飲みたくなる【泡】ですが

 

その知識が深まれば

選ぶ事が楽しくなります!

 

 

 

 

 

 

是非、色んなスパークリングワインを試してみてください!

 

今回ご紹介できなかったものも多数ございますが

要点は押さえてお話しできたかと思いますので

 

よろしければご参考にしていただけたらと思います!

 

ではまた!

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