スーパーなどでよくワインを購入する方必見！！
【買い物が楽しくなる！】ワンランク上のワイン選びのコツを
ソムリエの観点から丁寧にご説明いたします！
これで、市販ワイン選びも怖くない！
前回の白ワインに続き
今回も商品例をあげつつ丁寧にご説明いたします！
目次
１, メルローは親しみやすさNO,1！
２, シラーは要はブラックペッパーなんです！
3， カベルネ・ソーヴィニョンは黒ブドウの王様！
（※品種が単一でないものも含みますので、予めご了承ください！）
1，メルローは親しみやすさNO,1！
「シルクのようにしなやかなメルロー」
などとよく表現されたりします。
そして、果実味も豊かで渋みも穏やかなので
日本人が一番好む品種だと言われています。
そんなメルローだからこそ
逆にどんなものを選べばよいか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか？
では、どう選べばよいか・・・
王道なら間違いなく
【ボルドー地方のサンテミリオン地区】
のものでしょう。
非常に高品質で、メルロー単一の超銘醸ワインが所狭しと造られており
また、格付けもあるので、比較的高級ワインが多い地区になります。
うーん・・・
・・・でもせっかくお勧めするなら
銘醸ワインも良いのですが
もっと親しみやすいものが良いと感じました！
なので、サンテミリオン地区はまたの機会と言う事で
今回はニューワールドのメルローをご紹介させていただきます！
チリも良いけど・・・
やはりここは
アメリカ カリフォルニア州！
それもナパ・ヴァレーのものにしましょう！
親しみやすさ+濃厚果実味＝「間違いない」
といった理由です！
今回ご紹介する濃厚カリフォルニアメルローはコチラ↓
カ・モミ ナパ・ヴァレー・メルロー
（詳細は画像をタップしてください）
ナパ・ヴァレー赤の最強コスパメルロー！
濃厚果実に驚きます！ なんと１万円以上するプレミアムワインを押さえ、堂々の１位に輝いた実績のあるナパ産のフルボディの赤ワインです！
価格も2,000円台と信じられないコスパ！
密度の高い味わいは、カリフォルニアワインファンなら必飲です！
こういった系統のカリフォルニアのメルローを探してみると
きっとおいしいワインに出会えますよ！
ではつづいてです！
先ほどのものも含めて今回は
【親しみやすさ】
をテーマにメルローを選んでおります。
親しみやすさ・・・
・・・生産地？
・・・！！！
あ、日本のワインだ！
と言う事で、国産のワインをご紹介！
日本でメルローと言えば
長野県が有名です！
質の高いメルローは世界のワイン好きにも一目置かれる存在！
今回ご紹介するワインはメルロー単体ではありませんが
日本のメルローの良い特徴を感じられる1本となっております！
そんな、長野県のメルローを主体に造られたワインがコチラ↓
シャトー・メルシャン・アンサンブル 藍茜（あいあかね）
アンサンブル（調和）がもたらした日本ワインの新しい境地！！
長野県のメルローを主体に、山梨県のマスカット・ベーリーＡを見事に調和！
国内最有力誌【ワイン王国】で1,000円台のお値打ちワインのなかで、ブラインドテイスティングをした際に
見事最高得点の5つ星★★★★★を獲得！
メルロー単体ではありませんが、日本のワインの良いとこどりをしたトップソムリエも感服した良質ワインです！
最近では、日本のワインを置く量販店も少なくありません！
もし、日本のワインを見かけたら
長野県のメルローを探してみてください！
2, シラーは要はブラックペッパーなんです！
え？どういう事？
と思われた方
シラーの特徴はまさに
【黒コショウ】なんです！
そう、スパイシーな品種！
肉料理との相性は抜群です！
私独自の統計ですが
料理人が好きになる品種としてこの【シラー】が圧倒的に多いと感じます！
通好みの品種とでも呼びましょうか！
そして
生産地によって様々な個性を見せてくれる品種でもあります！
王道はやはり
【フランスのローヌ地方】
ローヌ内でも変化しますが、比較的エレガントなシラーが造られています。
有名な産地は【エルミタージュ】！
非常に優れたワインを生み出す産地として
ボルドーやブルゴーニュとも肩を並べる産地だと言われています。
そして、非常にシラーの特徴が出やすく品質の高さが評価されています。
そのエルミタージュの地区の中でも
【エルミタージュ】
を名乗ることができるワインはごくわずかで高級品です
ですので、今回ご紹介するシラーは
エルミタージュ地区の中でもカジュアルなものから良質なものまで造っている
【クローズ・エルミタージュ】
のワインをご紹介いたします！
コチラ↓
ドメーヌ・エマニュエル・ダルノー・クローズ・エルミタージュ・レ・トロワ・シェーヌ
世界中が欲しくても手に出来ない、超幻のキュヴェ！！
世界中の美食家たちが堪能する驚愕な味わい！
深く濃厚な外観、ブラックベリー、タバコ、カカオ、ハーブなどの濃厚で上品な香りに、シラー種らしいスパイシーな香りがたまらない一本です！
パワフルかつエレガント！圧巻です！
今回ご紹介した【クローズ・エルミタージュ】はパワフルな要素もありますが、エレガントさもある為フランスの王道シラーを堪能できるかと思います！
フランスのシラーは【クローズ・エルミタージュ】を探してみましょう！
つづいては
ズバリ！
オーストラリアのシラーズをご紹介します！
シラーと言えば
【オーストラリア】！
だと私は思います。
このオーストラリアの特徴がまた面白いんです！
オーストラリアの赤ワインには、ユーカリ香の香りの成分である「ユーカリプトール」が含まれているため
ミントのようなメントールの香りが特徴的です！
これは、もろに感じてしまうので、苦手な方にはお勧めできませんが
オーストラリアのシラーはまさに
メントールと黒コショウが合わさった非常に香り高いワインとなります！
そんなオーストラリアの香り高いシラー主体のワインはコチラです↓
グレッツァー・ワラス
濃厚な中にも華やかさとエレガンスが混在！非常に美しい仕上がり！
オーストラリア最高峰の一つ「グレッツァー」シリーズの一番の激旨安、超コストパフォーマンスなワインです！
シラーズ80％ グルナッシュ20％とどちらもスパーシーな品種で構成されています。
植物の樹脂や葉や根を焚いたようなお香的な香り。
オーストラリアのシラーズの特徴が多いに出ているワインです！
オーストラリアのシラーズを是非お試しください！
3, カベルネ・ソーヴィニョンは黒ブドウの王様！
そうです！
赤ワインと言えば
【カベルネ・ソーヴィニョン】！
と思い浮かべる方も多いのではないでしょうか？
そんなカベルネ・ソーヴィニヨンですが
世界中で造られています
だから、量販店のワイン売り場はカベルネ・ソーヴィニョンの比率が非常に高くなっています
そこで！
-
特に美味しい生産地
-
更にコスパも高い！
と言った条件で探してみましょう！
真っ先に思い浮かぶのは
チリです！
チリと言えばそう
【チリカベ】
と言われるほど、カベルネ・ソーヴィニョンの評価が高くコスパも最高です。
熟成にも最適で高品質です！
更にチリは日本へのワインの輸出量がNO,1なので
それだけ多くの良質なカベルネ・ソーヴィニョンが入ってきています
そんなチリカベのおすすめはコチラ↓
ティエラ・ヌエヴァ・カベルネ・ソーヴィニョン・レゼルヴァ
チリのトップ生産地のひとつ、【ラペル・ヴァレー】産！！！
リッチで濃厚なレゼルヴァクラス（長期熟成型）のカベルネ100％ワイン！！
カシスやモカ、タバコや杉などの香りとフレーバーを持つ、果実味満載の味わいで、控えめな樽香が正統派を感じさせます！
価格も1,000円台でレゼルヴァクラスは超コスパ大！
カベルネ・ソーヴィニョンを購入するなら、チリカベを真っ先に探しましょう！
では、次です！
今回もこちらの産地になりました。
そう
カベルネ・ソーヴィニョンと言えば
私は、やはりアメリカ カリフォルニア州
が真っ先に思い浮かびます！
美味しいんです！
何とも言えずシルキーで濃厚で
ガツンと樽香がきて
そして、アメリカカリフォルニアの有名ワインと言えば
【オーパス・ワン】
ボルドーの【シャトー・ムートン・ロスチャイルド】とカリフォルニアの【ロバート・モンダヴィ】が造り出した
カリフォルニアワインの最高級品にして超高級ワインです！
ちなみに50,000円以上の価格がついております・・・
さすがにこちらは手が出ませんが・・・
そこで！
今回ご紹介するワインはコチラ↓
アナベラ・ナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニョン
オーパス・ワンの間隣の畑から造られる、ナパ・ヴァレー産のカベルネ・ソーヴィニョン！！！
アメリカの高級スーパーでも爆発的人気を誇るスーパー・バリュー・カベルネ！！
ブラックチェリー、ロースト、ココアパウダー、かすかに甘いなめし皮の香りも！
輪郭のしっかりとした酸、フレッシュで力強いタンニン。
そんな高品質ワインが3,000円台で堪能できます！
カリフォルニアのワインは濃厚で果実味がある為、非常に美味しく感じます！
スーパーで、カリフォルニアワインを見つけたら2,000円以上のものを狙ってください！（出来たら2,500円以上）
きっと、おいしいワインに出会えます！
まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回は量販店でもよく見かける
国際品種にスポットを当ててご説明させていただきました。
品種別、生産地別にご説明させていただきましたが
ワイン購入の理解度は深まったでしょうか？
今回の記事をご参考にしていただき
早速ワインを購入してみてください！
色んな所で、いろんなワインを購入することで
新しい発見もあるかと思います！
今後もこう言った記事を書かせていただきますので
その際には、また読んでいただけたら幸いです！
最後までありがとうございました。
ではまたの機会に
