ワイン売り場に行ってはみたものの、正直何を買ってよいのかわからない・・・
そして、なんとなくワインを買ってはみたものの、何が良いのかわからない・・・
お酒は好きだけど、お金持ちの飲み物だからやっぱり自分にワインは合わないのかな・・・
もし、あなたがそんな風に考えているなら答えは「NO」です!
ワインとは【知識】と【経験】でより美味しくなる飲み物です!
私にも、ワイン初心者の時があり
「正直何が良いのかわからない」
と思っていた時期がありました・・・
が、ある日とんでもなく美味しいワインに出会い
考え方が一変しました
そして、そこから徐々にステップアップし
今ではソムリエ資格を持つまでになりました♪
ちなみに今回使用した【ワイン通】という言葉が指す意味とは
「資格保有者」や「うんちくを語れるほどの詳しい人」
という意味ではなく
「その時の好みや予算やシチュエーションで、どんなワインを買ったらよいかわかる人」の事です!
目次
step1, 道具をそろえよう!
step2, 甘口ワインを買ってみよう!
step3, ニューワールドを買ってみよう!
step4, 好きな品種を見つけよう!
step5, 積極的に店員さんに好みを言ってみよう!
step6, 3,000円以上のワインにチャレンジしよう!
step7, ブルピノにチャレンジしよう!
step8, 表現方法を覚えよう!
まとめ, あなたはすでにワインラヴァーです!
step1, 道具をそろえよう
さて、何をするにも先ずは形からです!
揃えるもの
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使いやすいソムリエナイフ
-
ワイン保存のためのバキュバンとストッパー
-
なんでも対応できるワイングラス
では、ソムリエナイフから説明します!
ソムリエナイフには、シングルアクションとダブルアクションの2種類があります。
【シングルアクション】
シングルアクションとはフックが一つのものを指します、プロが使用することが多く、少々テクニックがいります。
(フックとはコルクを抜くときに瓶の口に引っ掛ける部分を指します)
【ダブルアクション】
ダブルアクションとは、フックが2つのものを指し、2段階でコルクを抜くことができるため初心者向けです
次にソムリエナイフの価格ですが
安いものだと100均で購入できます。
しかし、やはり安価なだけあってナイフがほぼ切れなかったり、スクリュー部分が曲がっていたりと圧倒的に使いにくく、大事なワインのコルクを折りかねないので、どうしてもという人以外はおススメしません。
使いにくさがストレスになり、更に苦手意識となってしまいワインを遠ざけてしまう可能性があるからです。
では、ほかの価格帯ですが
逆に高級なものになると、10万円以上するものもあります。
そして、10,000円~30,000円代付近がプロ用として多く使われています
ちなみに私は【ラギオール・アンオブラック】を使用しています。
25,000円くらいで、ソムリエ試験合格記念に購入しました!
シングルアクションです。
非常に使いやすいですがちょっと高価なので、どうしてもラギオールが良いという方にはおススメです。
ちなみに、こちらを購入する前は、ホームセンター等で1,200円くらいで売っているものを使用していました。
1,000円代であれば使いやすいものも多くあるので、私はこの価格帯をお勧めします!
更に、はじめはダブルアクションが良いと思います!
次に、【バキュバン】と【ストッパー】をご説明します。
【バキュバン】
ワインの酸化を防ぐためのもので、瓶の口にキャップを指し、瓶内の空気を抜く器具です。
この商品ならワインにもスパークリングワインにもつかえます!↓
※詳細は画像をタップしてください
やっておけば抜栓してから4日~5日は持つと思います!
(まあ、ホントワインによるんですが・・・)
セットで、2,000円台で購入できます!
開いたスパークリングワインの瓶の口にはめる器具です。【ストッパー】
2日~3日は泡が元気なままでいてくれます!
(こちらも、ものによりますが・・・)
1個当たり900円台で購入できます。
どちらも、持っていて損はないと思います!
続けて、グラスについてです。
コチラもピンキリで、100均でも購入できます。
安価なものでもよいと思いますが
ワインの値段が上がるにつれ
そのポテンシャルを引き出すためにグラスにある程度の質が必要になります!
以前私は、リーデル社のワイングラスセミナーに参加させていただいた事があり
そこで、グラスの重要さを学びました
グラスによって【香り】と【味】が変化します
これは、ワインにとって最も重要視される要素です!
そして、ワイングラスは緻密に設計されており
品種によっても分けられていたりします
それによって
-
香りの立ち方
-
舌のどの部分に初めにワインが触れるか(味覚を感じる部分にダイレクトに当たる)
に違いが出るため、感じ方が全く違うという現象が起こります。
ホント全然違いますよ!
品種ごとに丁寧に説明してくれるので、グラスへの理解度が高まります。
機会があれば、参加してみてくださいね♪
・・・が、品種によってグラスを分けるのはとりあえず後回しにして
はじめは万能タイプのワイングラスを選ぶ事をお勧めします!
もちろんリーデルは良いのですが
高級品なので割れてしまっては大変です
なので、私は、普段使いのグラスは
トライタンのボルドータイプにしています!
トライタンとは、合成樹脂製のグラスの事で
よほどのことが無ければ割れません♪
もちろんガラス製には劣りますが
グラスも薄手で、きちんと香りや味が楽しめています!
さて、グッズを選んだら次のステップです!
step2, 甘口ワインを買ってみよう!
「え!?甘口・・・」
と、感じたかもしれませんが
実は
私が一番初めにワインを美味しいと感じたのは
甘口スパークリングを飲んだ時です
その時に出会ったワインが
【天使のロッソ】
今では、量販店でもおなじみのスパークリングワインですが
私は衝撃でした・・・
「赤のスパークリングワインがあるのか!」
「しかも、甘口で始めてワインを美味しいと感じることができた!」
そんな感覚です!
・・・で、そこから1年くらいの間で
-
甘口スパークリングに少しの間はまり
-
そこから、甘さが取れて通常のスパークリングワインを飲むようになり
-
ワインを普通に飲むようになっていき
-
赤ワインでさらなる衝撃を受けるおいしいワインに出会い
-
いろんなワインを飲むようになっていき・・・
と、いった感じであっという間にワインにはまっていきました♪
そうなんです、何事もきっかけが大事!
甘口ワインは一つのきっかけにすぎません
もしかしたら、おいしくないと感じる方もいるかと思いますし
それなら、何か他のきっかけがあるはずです!
たとえば、「すごく美味しい赤ワインに出会う」
とかです。
ちなみに、私が衝撃を受けたワインは
アメリカ カリフォルニアの
【セゲシオ ジンファンデル】
というワインです。
まあ、ジンファンデルという品種も
甘口では無いのですが
全体的に甘い雰囲気のある特徴があります
人間は【甘い】=【おいしい】と感じやすいそうなので
きっかけとして【甘口ワイン】を試してみることをお勧めします♪
step3, ニューワールドを買ってみよう!
ニューワールドとは
「新しい国」
すなわち、比較的近年にワイン造りをはじめた国を指します
有名どころを並べると
-
アメリカ
-
チリ
-
オーストラリア
-
ニュージーランド
-
アルゼンチン
-
南アフリカ
-
中国
-
日本
などがニューワールドに該当します
逆に、フランスやイタリアなどのヨーロッパ諸国が
【オールドワールド】
となります。
では、なぜニューワールドをお勧めするか・・・
理由は
-
コスパが高い
-
ブドウが熟しているものが多く濃厚で美味しさが分かり易い
-
カジュアルで選びやすい
この3点です!
ニューワールドのワインはオールドワールドに比べ
厳密なルールの縛りが少なく、自由にワインを生産出来て
かつ、生産量も多い為コストパフォーマンスの高いワイン造りができると言われています!
その中でも
チリのワインは日本への輸出量が1位と多い為
より多くのワインが選べて
コスパの高いワインが充実しているので
おススメです!
特にカベルネ・ソーヴィニョンは
【チリカベ】
の愛称で品質の高さに定評があります!
もちろん
チリに限らなくても
他のニューワールド🍷も
コスパ大で美味しいものに出会えるチャンスは大きいと思います!
とりあえず、ニューワールドのワインから攻めてみましょう!
step4, 好きな品種を見つけよう!
今後ワインを選んでいくときに最も分かり易い選択肢として
【品種から選ぶ】
事をおすすめします!
当たり前と思う方もいらっしゃるかと思いますが
ココが明確であれば
どんなシチュエーションでも
ワイン選びに困らないはずです!
そこで
step4では、基本となるはじめに押さえるべき品種についてお話ししていきますので
そちらをご参考にしていただき
ご自身の好きな品種を見つけましょう!
今回押さえるべき品種は
【国際品種】
と呼ばれる種類のものになります!
国際品種とは・・・
全世界で多くつくられている品種の事を指し
【白ブドウ】
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シャルドネ
-
リースリング
-
ソーヴィニヨン・ブラン
-
シュナン・ブラン
-
セミヨン
【黒ブドウ】
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カベルネ・ソーヴィニョン
-
メルロー
-
シラー
-
ピノ・ノワール
の9種類だと言われています。
そのなかでも
シャルドネ リースリング ソーヴィニヨン・ブラン
カベルネ・ソーヴィニョン メルロー シラー
で好みを探すとよいと思います!
(ピノ・ノワールに関しては後ほど)
ちなみに、セミヨンとシュナン・ブランに関しては
あまりワインショップで見かけないですし
ワインショップにあったとしても
バリエーションが少ない事が多いので
【選びやすい品種であること】
といった条件に該当しない為、外しました。
それでは品種の簡単な説明に移ります
【シャルドネ】
白ブドウの帝王と呼ばれ、最上級ワインになりうるポテンシャルを秘めています。
生産地は世界中で、生産者により全く異なる個性を見せます。
シャブリ地区はレモンのようなスッキリした特徴であるのに対し、アメリカカリフォルニアの果実味豊かなもので樽熟成したものは香ばしいコーンのような特徴が出ることもあり、世界中にファンが多い品種の一つです。
樽熟成と相性が良く、バニラ香やバター香がするものまで、幅広いです。
そして、フランスブルゴーニュの「モンラッシェ」は最高級品として有名です。(ブルゴーニュの白ワインと言えばシャルドネを指します)
【リースリング】
ぺトロールと言われる植物由来の油分により灯油の様な香りが特徴です。
更に、白桃や黄桃の香りもあり高級品種として扱われることも多いです。
有名な生産地はドイツとフランスのアルザス地方です。
【ソーヴィニヨン・ブラン】
緑のニュアンスがあり、柑橘系やハーブの香りが特徴的な品種です。
有名な生産地はフランスのボルドー地方とロワール地方の「サンセール」 更にニュージーランドが有名です。
ちなみにニュージーランド産はグレープフルーツの特徴が大きく出ています。
【カベルネ・ソーヴィニョン】
黒ブドウの王様です。色素とタンニンの量が多く重厚なワインに仕上がりやすい品種です。
木樽との相性が良い為、樽熟成されることが多いです。
有名な生産地は言わずと知れたフランスボルドーのメドック地区と世界各国です。
(五大シャトーの大半はメドック地区にあります)
- シャトー・ラトゥール
- シャトー・ラフィット・ロスチャイルド
- シャトー・ムートン・ロスチャイルド
- シャトー・マルゴー
- シャトー・オー・ブリオン(グラーヴ地区)
【メルロー】
豊かな果実味でタンニンは穏やか。日本人が好む味だと言われています。
有名な生産地はフランスボルドーのサンテミリオン地区ポムロール地区と世界各国。
メルローの最高級ワイン「シャトー・ペトリュス」はポムロール地区のワインです。
【シラー】
色が濃く、パワフルでスパイシー。黒コショウの香りが特徴的な品種。
有名な生産地はフランスローヌ地区とオーストラリア。
オーストラリアでは、シラーズと呼ばれています。
いかがでしたか?
イメージは沸きましたでしょうか?
step5,積極的に店員さんに好みを言ってみよう!
さあ、好みのワインが固まってきたら
いよいよ、ワインショップ店員さんと積極的に話してみましょう!
「・・いやいや、そんなこと言っても、ワインにあまり詳しくない人を心の中で馬鹿にしてるんじゃないの?」
「的外れな質問をして、恥をかきたくない!」
そう思っていませんか?
私はワインをメインに扱う飲食店で接客をしていた事があります。
まあ、状況的にはワインショップも同じかと思いますので
関連付けてお話しさせていただくと
接客中に多く体験したこととして
「この方は恐らく、ワインに詳しくないことに引け目を感じて申し訳なさそうにワインをオーダーされているな」
「ワインに対してのハードルを自ら高くしてしまっているのかな・・・」
などと感じる場面がありました。
違うんです!
「もう好みのヒントさえ言ってくれれば、あとはコチラの腕の見せ所!」
「ワインの質問大歓迎!」
そう感じておりました。
恐らく、多くのワインに関わる店員さんはそう思っているはず!
いや、逆にそうでなくてはプロではありません!
店員としては、好みを言ってもらえることが一番助かります!
だって、何をお勧めしたらよいか判るんですから!
例えば・・・
「カリフォルニアの美味しいやつありますか?」
「濃厚なやつ探してます」
「樽香がするワインありますか?」
とかです!
こうなれば、店員さんはいろいろとおススメしてくれるはずです!
そこで、いろんな選択肢が増え何回も足を運び徐々に自身の好みが定まってくるはず!
更に
「今勉強中なんですけどいろいろ教えてください」
などと付け加えればその店員さんは嬉しくなりもっといろんなワインを勧めてくれるはずです!
さあ、積極的に店員さんとお話ししましょう!
step6, 3,000円以上のワインにチャレンジしよう!
3,000円と聞いて、どう感じましたか?
高い?
適正?
安い?
・・・そうなんです。
ココが、このブログのテーマでもあるんです。
先ほどこの記事内での【ワイン通】の定義に関して
「その時の好みや予算やシチュエーションで、どんなワインを買ったらよいかわかる人」の事
そう表現させていただきました。
この価格
「シチュエーション」で変化すると思いませんか?
普段使いや毎日飲むなら、お金持ちの方でない限りは「高い」はずです。
じゃあ逆に、一生に一度のイベント時だったら・・・
まあ、人それぞれかもしれませんが恐らく「安い」と感じるはず
では、1週間に1回の贅沢だったら・・・「適正」ではないでしょうか?
(違うと感じる方もいるかとは思いますが)
私はそう感じます。
というよりも、私自身は1週間に2度(休日前)にちょっと贅沢なワインを楽しんでおります♪
予算は5,000円周辺まで(充分高い・・・)と決めて
そう
このシチュエーション毎に楽しめるのもワインの特徴です!
では、1週間に一度の贅沢にフォーカスしてみましょう。
ここで、話を戻すと。
「3,000円のワインにチャレンジしよう!」
これワインを知るには重要な経験なんです。
そう・・・
ワインは、3,000円を超えた辺りから一気に高級感をまといます。
そして、それは味や香りに顕著に現れます!
ではなぜ高級なものにチャレンジするのか・・・
それは・・・
「質の高いものを知ればあとはどこかしらに妥協点を探し、下に降りていける」
つまり
高くて質の高いワインを飲んで
「ああ、本当においしいワインとはこういうワインの事なんだ!!」
・・・と感じたら次に価格を下げたときに
「なるほど、良いワインに比べてこの部分が劣るから、安価だったのか」
と気付き
ワインへの理解度が全体的に深まっていくと言う事です!
そして、この3,000円台からであれば、フランスのワインもおススメできます!
というよりも、例外を除いて
フランス銘醸ワインはこの価格帯から一気に品質が高くなります。
逆を言うと、それ以下のワインはハズレを引く可能性が高いと言う事になります。
でも、せっかくなので
ニューワールドのこの価格帯にあえてチャレンジしてみてください!
「1,000円台~でも高品質なのに、3,000円台になったらどんなに美味しいんだろう?」
そう考えると、試してみたくなりませんか?
デイリーワインとの差に感動してしまうかもしれませんよ!
step7, ブルピノにチャレンジしよう!
ブルピノって?
そうもちろん
ブルゴーニュのピノ・ノワール
の事です!
このピノ・ノワール
とても不思議な品種だと私は思います。
それは・・・
むしろ
-
スパークリングワイン
-
白ワイン
-
ロゼワイン
-
オレンジワイン
-
ピノ・ノワール
-
赤ワイン
こんなイメージ・・・
赤ワインなのに、何故かそこに属していないような・・・
一つのジャンルとして成立してしまう
【別物感】【特別感】
が強い品種だと私は感じています。
そして多くのワインラヴァーが行き着くワインが
この【ピノ・ノワール】
なんです!
それも
【ブルゴーニュ!】
あの有名なDRC
【ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ】
も、もちろんブルゴーニュのピノ・ノワール!
そして、このブルゴーニュには
ロマネコンティをはじめとした、銘醸畑が乱立しており
その畑は村ごとに管理されています。
有名どころを並べると
-
ジュヴレシャンベルタン村
-
モレサンドニ村
-
ヴージョ村
-
シャンボールミュジニー村
-
ニュイサンジョルジュ村
-
ヴォーヌロマネ村
まだありますが、こんな感じです♪
そしてブルゴーニュには4つの格付けがあります。
・・・ちなみに【格付け】とは
ワインの品質の基準となるものの事を言います
では、ブルゴーニュの格付けですが
-
特級畑【GRAND CRU】
-
一級畑【PREMIER CRU】
-
村名ワイン【上記の村の名前がラベルに記載】
-
地方名ワイン 【BOURGONE ブルゴーニュ】
以上になります。
上記2項目の畑単位の格付けの場合
高額である確率が非常に高いのでなかなか手が届きませんが・・・
【ロマネコンティ】に関していえば100万円以上ですし・・・
そのお隣の畑でも数十万円は余裕で超えてきます。
まあ機会があれば・・・飲んでみてくださいね♪
・・・なので
村名か地方名で探すとよいと思います!
(もちろん、村名だけでも超高額ワインはたくさんありますが・・・♪)
3,000円周辺からあるので
週末のご褒美にご購入されたら良いと思います!
あ、もちろん
別の国のものも試してみても良いと思います!
が、はじめはブルゴーニュから入ることをお勧めします。
理由としては、ニュートラルなものからスタート出来る為です!
もちろん、ブルゴーニュ以外でもエレガントで品質の高いものはたくさんあります!
ちなみに
イタリアでは【ピノ・ネロ】
ドイツでは名前が複数ありますがよく聞く名前で【シュペート・ブルグンダー】
と表示されていますが
呼び方の違いというだけで【ピノ・ノワール】の事を指しています。
そして
この違う呼び方の事を【シノニム】と言います。
でも、ブルピノにはまるとなかなか抜け出せませんので、ご用心ください!
step8, 表現方法を覚えよう
ワインの表現方法には定められたものがあります。
これは、世界基準で共通認識にするため定められています。
しかしここで
詳しく説明しすぎると、とても堅苦しくてワインを楽しみづらくなってしまいかねないので・・・
ここは分かり易く
【香りが何にたとえられているか?】
のみに照準を絞ってご説明させていただきますね♪
ワインって、味も大事なんですが
重要視されているのは実は
【香り】の方なんです!
だから、ワインごとのあらゆる香りが
別の何かに形容されています!
そしてそれは
-
第一アロマ「ブドウ本来の香り」
-
第二アロマ「発酵や醸造からくる香り」
-
第三アロマ「熟成に由来する香り」
として分類されます。
では以下をご参考までに!
第一アロマ ブドウ本来の香りとして表現されるもの
【赤い果実】
-
イチゴ
-
ラズベリー
これは、ピノ・ノワールの香りでよく表現されます
【黒い果実】
-
カシス
-
プラム
-
ブラックベリー
-
ブルーベリー
これは、カベルネソーヴィニヨンやメルロ、シラーなどです
【黄色い果実】
-
黄桃
-
白桃
-
アプリコット
-
ビワ
-
洋ナシ
これは、熟した白ブドウで表現されたりします
【南国系】
-
マンゴー
-
パイナップル
-
トロピカルフルーツ
これは、ニューワールドの白ブドウで表現されやすいです
【青い果実】
-
リンゴ
-
青りんご
-
花梨
これは、冷涼な地域の白ブドウに用いられることが多いです
【柑橘系】
-
レモン
-
ライム
-
グレープフルーツ
これは、冷涼な地域のマロラクティック発酵されていない白ワインで表現されやすいです。
グランクリュではないシャブリなど
【植物】
-
ハーブ
ソーヴィニヨン・ブランに用いられます
【樹木】
-
西洋杉
カベルネソーヴィニヨンに用いられます
第二アロマ 発酵時の香り
【乳製品➀】
-
ヨーグルト
-
バター
リンゴ酸から乳酸に変化したワイン。いわゆる【マロラクティック発酵】されたワインに用いる
つまり、発酵時に尖った酸からまろやかな酸に変化したワインの事。
【パン】
-
トースト
シャンパンの発酵時に出やすい香りで、用いられる
第三アロマ 熟成時の香り
【乳製品②】
-
バター
-
マーガリン
長期瓶熟成された白ワイン、特にシャルドネに用いる
【焦がした香り】
-
木樽
-
オーク樽
-
バニラ
樽熟成した赤ワインに出やすく、用いられる表現法
いかがでしょうか?
参考になりましたか?
他にもまだまだありますが、それはまたの機会で!
まとめ, あなたはすでにワインラヴァーです!
ここまで、読んでいただきありがとうございました。
今回は
【ワイン初心者からワイン通になる】
事をテーマにさせていただきました。
自身の経験と知識を交え
できるだけ丁寧にご説明させていただいたつもりでしたが、いかがでしたでしょうか?
あなたのお役に立てていたら
とても嬉しいです!
さあ!ここからあなたの充実したワインライフが始まります!
きっと、ご自身で自由自在にワインを選ぶ事が楽しくなっているはずです。
予算と相談して
ご自身のルールを決めて
ワイン通へと突き進みましょう!
それではまた次の機会に